斜視手術日記-手術当日

手術当日。

手術一週間前は手術のことを考えて悶々としてたけど、もう諦めがついて虚無虚無プリン🍮

 

今日はいつも来院していた病院とは別の日帰り手術ができる病院に行ってきました。

病院では初めに斜視手術についてのビデオを視聴。

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その後、担当医の先生が両目を軽く診察し、看護師さんから渡された目薬を5分ごとにさし続けました。(何の目薬かはよく分からない…)

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診察から30分程たった所で、手術用キャップなどをつけて手術室に移動。

手術台に寝転がったまま点滴をしてもらったり、血圧を測りました。

 

準備が終わると、脱脂綿で両目を消毒されました。今までなんともなかったのに、いよいよ手術なんだ…とここですごく緊張感がMAXに。

 

帰りたい。(真顔)

 

消毒終了後すぐに先生がきて、左目が閉じないよう固定され、点眼タイプの局所麻酔をして即手術開始。

先生からずっと左を見るように指示があり、左目から手術を開始しました。速攻で麻酔が効いていて、白目を切開されている感覚はありませんでした。

 

気になる手術中の視界はというと、黒目にライトが眩しくないように小さな紙を乗せられたため、6割くらいは白くぼやけた視界が広がっていました。

つまりほぼ紙をみていたわけですね。

 

しかし、メスやハサミははっきり見えなくとも認識はできました。こういうものが苦手な方は局所麻酔手術はオススメできないなと実感しました。

 

目の位置を調整しながら手術するため、時々先生が「目の筋肉ちょっと引っ張りますね〜」と仰ってくれるのですが、この時は少し圧迫感を感じました。(耐えられるレベルでした)

痛みは筋肉を引っ張るだけあって、筋肉痛にかなり近い感覚です。

 

一番痛みを感じたのはこの後の縫合です。自分の眼球がどこを向いていたのか定かではありませんが、糸とハサミが見えて縫合の様子はうっすら認識することができました。

 

縫合中に目の奥に鈍い痛みを感じ、先生に伝えると点眼麻酔を追加してくれました。

縫合が終わるとまっすぐライトの方を見て下さいと言われ、左目は終了。ここまで10分弱だったと思います。

 

次にずっと右を見ていて下さいと言われ右目の手術を開始。右目は左目より時間がかかったような感覚でしたが、こちらも15分程度で終了しました。

手術後の目は麻酔が効いているせいで、ものがぼやけてよく見えず、縫合の糸がゴロゴロしました。(一週間程度で溶けるらしい)

 

手術後はすぐ待合室に移動。術後は血混じりの涙がどんどん出てくるので、ガーゼでずっと目を抑えていました。

 

待合室で5分程経過した所でトラブルが発生。

 

…え、目が開かない。

急に両目に画鋲を埋め込まれたような痛みがあり、目が開けられなくなってしまいました。

 

麻酔が切れるにしてはあまりにも時間が早すぎると判断し、盲目のままなんとか歩き、すぐ受付の方に相談しました。

 

痛み止め(ロキソプロフェン)をいただいて改善を試みましたが効果がなく、再び手術室に向かいコンタクトレンズを入れてもらったことで一時的に改善しました。

 

痛みは酷かったものの辛うじて両目は開くようになったので、この隙にタクシーと電車に乗って帰宅しました。

手術当日は目の腫れと痛みが強く、目が完全には開けられない状態でした。

 

この日は処方してもらった目薬をして、痛み止めを飲んで眠りにつきました。

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