ハノン1番が弾けない
三日前くらいに初めて「ハノン」というものを知った。
- ハノンとは
「ハノン」基礎情報
ハノンピアノ教本、通称「ハノン」は、フランスの作曲家シャルル・ルイ・ハノン(アノン)(1819〜1900)が1873年に出版した練習曲集。短いパターンの繰り返しや、音階や分散和音の練習などが3部構成でてんこ盛り。日本のピアノお稽古シーンにおけるド定番練習曲としての地位を誇り、長年にわたり弾き継がれているが、わりと嫌われがちである。
つまり、ピアノを習っている人は確実に弾いたことがあるといっても過言ではない曲のことだ。
実際の曲がこちらだ。
(※ピアノ経験がなくてもある程度弾けると思う)
見ての通り単調で簡単で、なんともつまらない曲だ。
弾こうと思えばすぐにでも弾けるだろう。
しかし、指番号を守るとなると話は別である。
右手は「1-2-3-4-5-4-3-2-1-2-3-4-5-4-3-2-1」
左手は 「5-4-3-2-1-2-3-4-5-4-3-2-1-2-3-4-5」
と動かすだけの至ってシンプルなものだ。
初見で弾いてみたが、全く弾けなかった。
正直弾けなくて悔しいというよりも、やっぱり…という感想だった。
普段から楽譜を見ずに演奏しているため、自分には指番号という概念がないからである。
最近ピアノの技術面で自分から壁にぶつかりに行っていることが本当に多い。
もう独学でできることはなくなって限界がきているのかもしれない。
応用はできているのに基礎は全くできないような不思議な感覚になった。
たぶん逆。
最近弾きたいと思う曲(主にクラシック)のレベルが高いので、今更ながらピアノの基礎練習を始めようと思う。
目標はショパン エチュード Op.25 No.11(Winter Wind)を弾くことだ。
通しで弾けなくてもワンフレーズまでは練習するつもりだ。
「四月は君の嘘」の作品内で登場した曲で、放送当時初めてその曲を聴いた。
今でも定期的に聴くくらい夢中になっている割には、練習したりサボったりしている。
おそらく年単位の努力が必要になるだろうが、挫折しないように練習を継続したい。