クラゲの死に方って知ってる?
みなさんはペットを飼った経験はあるだろうか。
実家にいた頃は猫やメダカを飼ったりしていたのだが、その中でも一際異色を放っていた奴がいる。
クラゲだ。
え、クラゲって飼えるの???
飼うまではしらなかったが、クラゲは自宅で飼える生き物らしい。
ある日母が会社の同僚からもらったと、小さな水入りの瓶を渡してきた。
ワイ 「…飲料水?」
母 「たわけ!よく見ろ!」
よーく見たら小さいクラゲが入っているではないか。
しかし水族館でみるクラゲと違って、逆さまになって全然動かない。
死んでるやんけ。
母からもらった説明書をみたら、そもそも逆さまが正常な向きのクラゲでサカサクラゲというらしい。
体は半透明で水色がかっていて大きさは親指の爪ほどしかなかった。
ずっと見ていたらだんだん愛着が湧いてきた。
チョロいやつめ…と母は思ったことだろう
当時飼っていたメダカより餌やりと水換えに多少手間はかかったが、それでも楽しく飼育していた。
サカサクラゲを飼育して半年が経過した頃、とある変化に気がついた。
なんか小さくなってる…?
いやいや気のせいかも…と思ったが、日を追う事にどんどん小さくなっている。
水温や環境が悪かったのか気になり、ネットで検索していると衝撃的な記事を見つけた。
「クラゲは死ぬ時溶けて消えてなくなる」
…
…
…
…え!?!?
寿命ってこと?だからどんどん萎んでいるのか…
クラゲの最後は金魚みたいに死骸が浮かんでくるのを想像していた。
その後サカサクラゲはどんどん小さくなり、最後には溶けて水入りの瓶だけが残ってしまった。